パウエル待ちで売り手不在。日本株は低PER・高配当に関心。
2018年02月23日(金)の株式相場
今日の日経平均は場中にじりじり買われ続け、日中値幅160円がほぼそのまま値上がり分の+156円 (+0.72%)で終了。大きな材料は出ておらず売買代金は低調で売り込む人が不在で盛り上がらないまま上がった印象。
来週はパウエル新議長の議会証言。「緩やかに金利を上げるよ」と証言すれば安心して株高、「適度に引き締めるよ」なら利上げ加速を警戒して株安といったところか。金利上昇からの株安を起こした直後だけに、普通であれば強く引き締めるような表現は避けるハズ。もしその通りになり利上げペースは加速しないと確認されれば、急落前の水準を目指して値を戻していく展開になるであろう。
尚、急落後の日本株は、銘柄ごとの動きに差が出てきており、期末が近付いていることも手伝って低PERや高配当に注目が集まりつつある。急騰は見込みづらいが、下げる展開になった時にも下げにくく戻しやすいので、相場が徐々に不安定になってくる景気拡大の後半戦に適した銘柄とも言えよう。
日経225 | 21893 | +156.34 (+0.72%) | 160円 | 1.21 兆円 | 188銘柄 | 34銘柄 |
TOPIX | 1761 | +14.36(+0.82%) | - | 2.25 兆円 | 1,562銘柄 | 455銘柄 |
マザーズ | 1216 | +9.74(+0.81%) | - | 0.07 兆円 | 141銘柄 | 94銘柄 |
米国債10年(3ヵ月(日足))、WTI原油先物(3ヵ月(日足))
ドル円(3ヵ月(日足))、NYダウ(3ヵ月(日足))
日経225(1日(分足)、3ヵ月(日足))
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