円高でも二連騰。小型株は信用残の変化に注目。
2018年02月16日(金)の株式相場
第三金曜日。2月も後半戦に突入。NYが五連騰で目先調整完了の気配を見せる中、日経平均も順当に上げて二連騰。米国株よりも日本株のほうが戻りが悪いのは円高と考えるの妥当だが、昨日、今日と円高進行をはねのけて株高になっており、一旦は円高分も織り込んだ落ち着きどころか。
今日話題になっていたのは今回の下落局面での個人の買い越し額。東証によると※、2月第1週(5~9日)の下落局面で個人は7458億円の買い越しで何と過去最高。一方の海外投資家は1兆8021億円の売り越し。(※毎週第4営業日は投資部門別売買状況の発表日。今週は月曜が祝日だったので本日金曜発表。)
個人的にこの2日間の上げでしばらく上げ下げしながらの上昇トレンドになるかと感じていたのだが、「個人は勝たせてもらえない」という市場の現実に反することになり、解釈に悩むことに。
市場の大きな方向性は大事だが、兼業投資家は小型の優良銘柄を見つけていくことも大切。久しぶりに粗く動いた後なので、一部に売られ過ぎ・買われ過ぎが発生しているはず。大型株のミスプライスは放置されないが、個人主体の小型株にはチャンスあり。銘柄別の信用残の推移を見ながら売られ過ぎ銘柄を見つけたいところである。
日経225 | 21720 | +255.27 (+1.19%) | 370円 | 1.56 兆円 | 183銘柄 | 39銘柄 |
TOPIX | 1737 | +18.10(+1.05%) | - | 2.71 兆円 | 1,708銘柄 | 298銘柄 |
マザーズ | 1172 | +17.08(+1.48%) | - | 0.07 兆円 | 193銘柄 | 44銘柄 |
ドル円(3ヵ月(日足))、NYダウ(3ヵ月(日足))
日経225(1日(分足)、3ヵ月(日足))
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