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スマホアプリの記事を書くつもりが、何故か株式投資のエントリばかり。産業と政治の大きな流れ、企業の動き、市場の反応はいつも興味深い。

パウエルショックで年に数度の大相場。パニック売りはまだ。

2018年02月06日(火)の株式相場

年に数度の大相場。世界同時株安は止まらずNYダウが4.60%の大幅安。日経平均も大幅に下がることが分かっていたものの、その水準にも耐えられず一時1,600円(約7%)安。そこから500円ほど戻して4.73%安で終了。値上がり僅か2銘柄、全23業種が下げて正に全面安。

マザーズ先物はサーキットブレーカーが発動。終値でも9%超の下げで、当然ではあるものの高成長を見込んで先回りで買われていた銘柄が大きく売られた印象。とは言え、含み益を失っただけの人も多かったハズでパニック売りという空気感では無い。

大幅安を前にして何度も買いたい衝動に駆られたがここは我慢。金利上昇に対する妥当な株価を探す展開でしばらくは下げ基調の粗い展開が妥当なところ。数日単位での大幅反発はあるだろうが、兼業投資家が短期のリバウンドを取るのは難しい。

どちらかと言うと、もしポジションが残っているなら数日中のリバウンド局面で売り払い、3ヵ月や半年先に買い戻すほうが歩が良さそう。兼業投資家に直近の買い場があるとするならば、数週間から数ヵ月後に来るかもしれない全員が買う気になれない大暴落の瞬間ぐらいだろう。

尚、個人投資家のcis氏が日経平均の売り建てで20億円近くの利益を出した模様。金額規模も利益割合も真似をするのは難しいが、下げる局面で日経平均を売るという手法はひとつ押さえておきたい。

指数名
終値
前日比
日中値幅
売買代金
値上がり
値下がり
日経225 21610 -1,071.84 (-4.73%) 1200円 3.45 兆円 2銘柄 223銘柄
TOPIX 1743 -80.33(-4.40%) - 5.65 兆円 35銘柄 2,027銘柄
マザーズ 1171 -118.13(-9.17%) - 0.18 兆円 5銘柄 238銘柄


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↑日経平均(左:日中・右:3ヵ月)

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