2018年01月30日(火)の株式相場
日経平均は大幅安で5日続落。1月の上昇分がほぼ無かったことに。今日は個別にはファナック、東京エレクトロン、信越化学などハイテク関連が下げており、ファーストリテイリングを加えた4銘柄で日経平均を120円ほど押し下げ。マザーズも下落。今日は円高で輸出関連銘柄だけが下げたわけではないので、円高による相場の重い雰囲気が上がってきた銘柄の調整のきっかけになったということであろう。
もしもう一段下げて戻りも悪いようなら、上昇トレンドの小幅調整ではなくトレンドが変化するかを見極める展開に。すでに相場の雰囲気は重たくなっており、円高が解消しない限り上昇トレンド復活は困難か。3月末に向けて高配当銘柄など、これまでと違った観点での銘柄探しに移行するのかもしれない。
テーマ株としては、話題に事欠かない仮想通貨銘柄が継続か。今日もSBIは逆行高。前引け後の3Q決算と増配の発表も受け、出来高を伴って去年来高値まで回復。コインチェックのNEM漏れで、もろもろの発表スケジュールは遅れるかもしれないが、今まで以上に注目を集めている印象。先回り買いが積みあがっているので、ポジティブニュースで吹くたびに売りつつ、落ち着いたところで仕込みなおすのが正解だろうか。
セレスは続落。コインチェックはここから正念場。経営者の方々がどこまで踏ん張るのか、初心者を多く含むユーザが出金再開後にどこまで動くのか、注目されるであろう。
日経225 | 23292 | -337.37 (-1.43%) | 350円 | - 兆円 | 18銘柄 | 206銘柄 |
TOPIX | 1858 | -22.32(-1.19%) | - | 1.31 兆円 | 474銘柄 | 1,499銘柄 |
マザーズ | 1319 | -15.43(-1.16%) | - | 0.06 兆円 | 43銘柄 | 192銘柄 |